院長ご挨拶

院長 大庭 健史

生まれ育った中野区中野に、中野駅前内科クリニック 糖尿病・内分泌内科を開院してから、早くも1年が経過しました。
日本医科大学付属病院の糖尿病・内分泌代謝内科で勤務していた際は、周術期の血糖管理や医療機器の研究に携わりながら、糖尿病や甲状腺疾患をはじめとする内科全般の診療に従事してまいりました。そして現在も、日々知識と経験の向上を目指して、診療に専念しております。
地域の皆さんの「かかりつけ医」として、小さな不調でもお気軽にご相談ください。丁寧に分かりやすく説明し、ご納得いただける質の高い医療を心がけ、地域医療に貢献できるクリニックを今後も目指してまいります。

2024年9月4日
中野駅前内科クリニック糖尿病・内分泌内科
院長・医学博士 大庭 健史

ドクターズファイル

院長・医学博士 大庭 健史

院長 大庭 健史

略歴

2013年4月
日本医科大学付属病院 研修医
2015年4月
日本医科大学付属病院 糖尿病・内分泌代謝内科 医員 (~2023年3月)
2017年10月
筑西市民病院 内分泌代謝内科 医長
2018年10月
複十字病院 生活習慣病センター 医員
2020年4月
日本医科大学千葉北総病院 糖尿病・内分泌代謝内科 助教
2020年10月
茨城県西部メディカルセンター 内科 医員
2021年4月
日本医科大学武蔵小杉病院 総合診療科 助教 (~2021年9月)
2023年9月
中野駅前内科クリニック 糖尿病・内分泌内科 院長

資格

  • 日本内科学会 認定医
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝・糖尿病内科領域 専門研修指導医
  • 東京都難病指定医
  • ソニー生命保険(株)嘱託医

最終学歴

  • 日本医科大学 大学院医学研究科

外来担当日

月曜、火曜、水曜、木曜、土曜

英語論文業績(クリックで詳細)

  • Takeshi Oba, Shunsuke Kobayashi, Mototsugu Nagao, et al.: Perioperative glycemic status is linked to postoperative complications in non-intensive care unit patients with type 2 diabetes: a retrospective study. Ther Adv Endocrinol Metab 2022 19: 13.
    日本語訳はこちら詳細はこちら
  • Takeshi Oba, Shunsuke Kobayashi, Yuko Nakamura, et al.: A Case of Gitelman Syndrome that Was Difficult to Distinguish from Hypokalemic Periodic Paralysis Caused by Graves' Disease. J Nippon Med 2019 86: 301-306.
    詳細はこちら
  • Mikiko Okazaki-Hada, Izumi Fukuda, Takeshi Oba, et al.: A case of pheochromocytoma associated with liver abscess and intestinal pseudo-obstruction. Ther Adv Endocrinol Metab 2022 10: 13.
    詳細はこちら
  • Yuko Nakamura, Mototsugu Nagao, Takeshi Oba, et al.: Insulin and heparin challenge tests are useful for choosing an optimal insulin regimen in a case of subcutaneous insulin resistance. J Diabetes Investig 2020 11 :1370-1373.
    詳細はこちら

Perioperative glycemic status is linked to postoperative complications in non-intensive care unit patients with type 2 diabetes: a retrospective study
非集中治療室入室2型糖尿病患者における周術期の血糖水準と術後合併症の関係に関する後ろ向き研究

緒言

糖尿病患者は非糖尿病患者に比べて手術を受ける可能性が高く、また術後合併症のリスクも高いとされている。しかしながら、糖尿病患者において周術期高血糖が術後合併症のリスク因子となるかは明らかとなっていない。本研究では、糖尿病患者における周術期血糖管理の新たなエビデンス創出を目的に、非集中治療室入室2型糖尿病患者における周術期の血糖水準と術後合併症の関係に関する後ろ向き研究を行った。

方法

全身麻酔手術を受けた非集中治療室入室2型糖尿病患者を研究対象とした。2012年から2018年までの7年間に、日本医科大学付属病院に入院した2型糖尿病患者2271例の診療記録をもとに、集中治療室への入室、免疫抑制剤の使用、副腎皮質ステロイドの使用、術前の感染症罹患、再手術、眼科手術の1054例を除外し、残り1217例の診療記録から、患者の特徴、術前の臨床検査データ、周術期の血糖水準(手術直前の血糖値、術前及び術後平均血糖値)、手術の種類、手術時間、術中出血量、術後合併症(感染症、創傷治癒遅延、術後出血、血栓症)を調査した。次に、術後合併症の発生の有無によって対象患者を2群間に分け、前述の各種背景因子との関係を統計学的に解析した。術後合併症の発生を予測する周術期の血糖水準を推定するために、Receiver Operating Characteristic(ROC)解析を行った。

結果

1217例のうち139例(11.4%)に術後合併症の発生がみられた。術後合併症の内訳は、尿路感染症と創傷治癒遅延がそれぞれ43件と最も多く、手術部位感染36件、術後出血30件、肺炎10件、その他の感染症24件、血栓塞栓症16件と続いた。単変量解析において、周術期合併症の発生群では、非発生群と比較して、消化器外科手術、虚血性心疾患の既往歴、アルブミン、総コレステロール、手術直前の血糖値の低さ、術後平均血糖値の高さ、手術時間、出血量、心拍数に有意差を認めた。そこで性別、年齢、喫煙、BMI、単変量解析で有意差を認めた変数を含めた多変量解析(ロジスティック回帰分析)を行ったところ、虚血性心疾患の既往歴(p=0.01)、手術直前の血糖値の低さ(p=0.01)、術後平均血糖値の高さ(p<0.001)、出血量(p=0.03)が、術後合併症の独立した危険因子であった。ROC解析から算出された、術後合併症の発生を予測する能力が最も高い手術直前の血糖値のカットオフ値は118 mg/dL(感度68.2%、特異度41.2%)、術後平均血糖値のカットオフ値は150 mg/dL(感度39.3%、特異度73.4%)であった。

考察

糖尿病患者において、周術期の血糖水準と術後合併症の関係を検討した研究の多くは、集中治療室入室時や心臓手術後を対象としたものであり、エンドポイントも死亡や高度機能障害といった重度なものが多かった。しかし、本研究の対象者は非集中治療室入室2型糖尿病患者であり、エンドポイントも先行研究に比べて非集中治療室に一般的に認められる術後合併症であった。本研究の結果から、全身麻酔手術を受けた非集中治療室入室2型糖尿病患者では、周術期の血糖水準のうち、『手術直前の血糖値の低さ』と『術後平均血糖値の高さ』が、術後合併症の発生と関連することが示された。

  1. 『手術直前の血糖値の低さ』と術後合併症の関係について:低血糖は、グルココルチコイドの分泌を促し、白血球の血管内皮への接着や感染・損傷組織への遊走を障害することが報告されている。また、低血糖は交感神経反応を刺激し、それに続いてプラスミノゲンアクチベータインヒビター(PAI)1を活性化して血栓症のリスクを高めることも報告されている。先行研究では、周術期の低血糖が術後感染症のリスクを高めるとの報告がある。
  2. 『術後平均血糖値の高さ』と術後合併症の関係について:高血糖は、好中球の血管内皮細胞への接着、走化性、貪食能及び殺菌能を低下させることで術後感染のリスクを高める。また、高血糖により酸化ストレスが増大することで創傷部位の微小循環障害が生じ、それにより創傷治癒が遅延する可能性もある。更に、高血糖は、第Ⅶa因子、第Ⅷ因子、トロンビン・アンチトロンビンⅢ、von Willebrand因子、組織因子経路インヒビターの活性を亢進させ、PAI-140の活性を低下させることが報告されており、血小板凝集と血液凝固を介して血栓塞栓症のリスクが高まる可能性がある。
  3. 本研究の限界点:症例対照研究であり明確な因果関係を証明するとはできない。術後平均血糖値の算出には術後3日間の血糖値を用いており長期の血糖水準を反映していない。手術部位感染を除く術後合併症の追跡期間が30日と限られており、術後合併症を過小評価した可能性がある。

結論

全身麻酔手術を受けた非集中治療室入室2型糖尿病患者では、周術期血糖水準のうち『手術直前の血糖値の低さ』と『術後平均血糖値の高さ』が、術後合併症の独立した危険因子であることが示された。従って、糖尿病患者が比較的侵襲度の低い全身麻酔手術を受ける場合にも、特に術後は厳格な血糖コントロールが必要であると考えられた。

副院長 大庭 建三

副院長 大庭 建三

略歴

1973年11月
日本医科大学付属病院 老年内科(旧老人科) 入局
1986年 4月
日本医科大学付属病院 老年内科(旧老人科) 講師
1992年 4月
日本医科大学付属病院 老年内科(旧老人科) 助教授
2001年 4月
日本医科大学付属病院 老年内科(旧老人科) 教授 (~2013年3月)
2008年 4月
日本医科大学付属病院 副院長
2013年 4月
大洗海岸コアクリニック 院長
2019年 1月
川口さくらクリニック 院長
2023年 9月
中野駅前内科クリニック 糖尿病・内分泌内科 副院長

資格

  • 日本内科学会 認定医
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
  • 日本老年医学会 老年科専門医・指導医

最終学歴

  • 日本医科大学

外来担当日

土曜午前

著書(クリックで詳細)

  1. (編集)大庭建三:高齢者総合診療ノート(第2版)、日本医事新報社、2017.
  2. (分担)大庭和人、大庭建三:糖尿病:総論、高齢者総合診療ノート(第2版)、日本医事新報社、2017.
  3. (編集)大庭建三:高齢者総合診療ノート、日本医事新報社、2014.
  4. (分担)大庭建三:糖尿病:総論、高齢者総合診療ノート(大庭建三編)、日本医事新報社、2014.
  5. (分担)大庭建三他:臓器の加齢変化と老年疾患の発症:内分泌・代謝系、老年医学系統講義テキスト(日本老年医学会編)、西村書店、2013.
  6. (分担)中野博司、大庭建三:糖尿病:DPP‐4阻害薬、老年医学update 2010-2011(日本老年医学会雑誌編集委員会編)、メジカルビュー社、2010.
  7. (分担)大庭建三:糖尿病:内分泌機能の加齢変化:図説臨床看護医学デジタル版 19:「老年医学」(秦葭哉他監修)、エディターシップ、2010.
  8. (分担)中野博司、大庭建三:脂質異常症、新老年学(第3版)(大内尉義他編)、東京大学出版、2010.
  9. (分担)大庭建三他:低血糖、新老年学(第3版)(大内尉義他編)、東京大学出版、2010.
  10. (分担)大庭建三:内分泌代謝疾患.標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 老年学(第3版)(大内尉義編)、医学書院、2009.
  11. (分担)大庭建三他:高齢者糖尿病の薬物療法の実際、老年医学update 2008-2009(日本老年医学会雑誌編集委員会編)、メジカルビュー社、2008.
  12. (分担)大庭建三:施設介護と在宅介護.改定第3版 老年医学テキスト(日本老年医学会編)、メジカルビュー社、2008.
  13. (分担)大庭建三他:内分泌・代謝疾患、老年学テキスト(飯島 節他編)、南江堂、2006.
  14. (分担)大庭建三他:高齢者におけるインスリン分泌促進薬の使い方、インスリン分泌促進薬;SU薬とグリニド(清野裕編)、フジメディカル出版、2006.
  15. (分担)大庭建三:内分泌代謝疾患.標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 「老年学」第2版(大内尉義編)、医学書院、2005.
  16. (分担)大庭建三他:低血糖.看護のための最新医学講座(第2版)17老人医療(井藤英喜編)、中山書店、2005.
  17. (分担)岡崎恭次、大庭建三他:高齢者におけるインスリンの使い方、日常診療に活かす老年病ガイドブック;高齢者の薬の使い方(大内尉義監修)、メジカルビュー社、2005.
  18. (分担)大庭建三他:老年糖尿病患者の管理、糖尿病学の進歩(第38集)2004(日本糖尿病学会編)、診断と治療社、2004.
  19. (分担)大庭建三:糖尿病:加齢と糖尿病、老年医療の歩みと展望;養生訓から現代医療の最先端まで(日本老年医学会編)、メジカルビュー社、2003.
  20. (分担)大庭建三他:特別な管理を要する糖尿病:高齢者、糖尿病学の進歩2003(日本糖尿病学会編)、診断と治療社、2003.
  21. (分担)渡邉健太郎、大庭建三:老年期糖尿病患者に発症した脳卒中の治療、老年病診療Q & A”(小沢利男他編), 六法出版,2003.
  22. (分担)中野博司、大庭建三:老年期糖尿病,老年病診療Q & A”(小沢利男他編), 六法出版,2003.
  23. (分担)松村典昭,大庭建三:老年者糖尿病と下肢の末梢動脈硬化症,老年病診療Q&A,六法出版(小沢利男編),2003.
  24. (分担)犬塚有紀,大庭建三:老年期軽度耐糖能異常者の取り扱い,六法出版,老年病診療Q&A(小沢利男編),2003.
  25. (分担)大庭建三:糖尿病と低血糖:低血糖症.長寿科学事典.祖父江逸郎監修,医学書院,2003.
  26. (分担)大庭建三:施設介護と在宅介護. 「改訂版」老年医学テキスト、日本老年医学会編、メジカルビュー社、2002.
  27. (分担)渡邉健太郎,大庭建三:暁現象について.老年病診療Q & A(小沢利男他編), 六法出版,2002.
  28. (分担)大庭建三他:内分泌代謝疾患:低血糖、看護のための最新医学講座;老年者の医療(井藤英喜編)、中山書店、2001.
  29. (分担)大庭建三:内分泌代謝疾患、標準理学療法・作業療法学:老年学(大内尉義編)、医学書院、2001.
  30. (分担訳)、大庭建三:インスリン、グルカゴンと糖尿病、ガイトン臨床生理学(早川弘一監訳)、医学書院、1999.
  31. (分担)大庭建三:特別な医学的配慮を必要とする介護:糖尿病、おとしよりとくらす(日本老年医学会編)、文光堂、1999.
  32. (分担)網代由美子、大庭建三他:老年者の脂肪分布と動脈硬化促進因子との関係、動脈硬化症・血栓症・一次予防(都島基夫他編)、森本誠文舎、1998.
  33. (分担)大庭建三:施設ケアと在宅ケア、老年医学テキスト(日本老年医学会編)、1997.
  34. (分担)春山 勝、大庭建三他:老人の肥満;特性と問題点、新版肥満の臨床医学―病態・診断・治療―(池田義雄他編)、朝倉書店、1993.
  35. (監訳)大庭建三他:糖尿病臨床メモ、メディカル・サイエンス・インターナショナル、1993.
  36. (分担)大庭建三他:糖尿病をもつ老人のマネージメント、老人医療への新しいアプローチ;全人的評価とケア、医学書院、1992.
  37. (分担)大庭建三他:下垂体前葉機能低下症、老人薬物療法ハンドブック(平井俊策監修)、メディカル・サイエンス・インターナショナル、1991.
  38. (分担)大庭建三:内分泌・代謝の老化と病気、在宅ケアの百科、社会保険法規研究会、1991.
  39. (分担)大庭建三:老年者糖尿病と下肢末梢動脈硬化症、老年病診療Q and A、六法出版、1990.
  40. (分担)大庭建三他:老年者の糖代謝障害と脳血管障害、糖尿病学1987(小坂樹徳、赤沼安夫編)、診断と治療社、1987.

英語論文業績(クリックで詳細)

  1. Ouchi M, Oba K, et al.: Effect of 1,5-anhydro-D-glucitol on insulin secretion in both in vivo and ex vivo models of pancreatic preparation. J Pharmacol Sci 2022; 149: 66-72.
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  2. Morita A, Ouchi M, Oba K, et al: The effect of trypsin inhibition in insulin secretion using rat pancreas in an organ bath. In Vivo 2021; 35: 2551-2588.
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  3. Morita A, Ouchi M, Oba K, et al: Development of organ bath technique for isolated rat pancreas preparation to assess the effect of 1.5-AG on insulin secretion. Exp Anim 2020; 69: 127-134.
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  4. Ouchi M, Oba K, et al: Uric acid lowering in relation to HbA1c reductions with the SGLT2 inhibitor Tofogliflozin. Diabetes Obesity and Metabolism 2018; 20: 1061-1065.
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  5. Ohara M, Oba K, et al: Relationship between daily and day-to-day glycemic variability and increased oxidative stress in type 2 diabetes. Diabetes Res Clin Prac 2016; 122: 62-70.
    詳細はこちら
  6. Ouchi M, Oba K, et al: Association between pulse wave velocity and a marker of renal tubular damage (N-acetyl-β-D-glucosaminidase) in patients without diabetes. J Clin Hypertens 2015; 17: 290-297.
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  7. Watanabe K, Oba K, et al: The change of carotid intima-media thickness is associated with age in elderly Japanese patients without a history of cardiovascular disease. Geriatr Gerontol Int 2014, doi 10.1111/ggi. 12402.
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  8. Ouchi M, Oba K, et al: Postprandial glycemic control conditions in relation to urinary N-acetyl-β-D-glucosaminidase in patients with type 2 diabetes mellitus without low glomerular filtration rate. Diabetes Technology and Therapeutics 2014: 16: 41-47.
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  9. Ouchi M, Oba K, et al: Relationship between serum 1,5-anhydroglucitol, as an indicator of postprandial glycemic control, and serum uric acid, considering the renal threshold for glucosuria in the elderly. J Nippon Med Sch 2014; 81: 188-189.
    詳細はこちら
  10. Ouchi M, Oba K, et al: Change in urinary N-acetyl-β-D-glucosaminidase levels relevant to postprandial glycemic control conditions in subjects without diabetes mellitus. Clin Chim Acta. 2013, 11.035. doi: 1016/j.cca.
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  11. Ouchi M, Oba K, et al: Serum uric acid in relation to serum 1,5-anhydroglucitol levels in patients with and without type 2 diabetes mellitus. Clinical Biochemistry 2013; 46:1436-1441.
    詳細はこちら
  12. Watanabe K, Oba K, et al: Aortic arch calcification detectable on chest X-ray is associated with plasma diacron-reactive oxygen metabolites in patients with type 2 diabetes but without cardiovascular disease. J Nippon Med Sch 2013; 80: 410-419.
    詳細はこちら
  13. Suzuki T, Oba K, et al: Low-molecular-weight lipoprotein (a) and low relative lymphocyte concentration are significant and independent risk factors for coronary heart disease in patients with type 2 diabetes mellitus: Lp (a) phenotype, lymphocyte, and coronary heart disease. Lipids Health Dis 2013;doi:10.1186/1476-511X-12-31.
    詳細はこちら
  14. Ohara M, Oba K, et al: Improving in the fasting, but not the postprandial, glucose level is associated with reduction of plasma d-ROMs level in patients with type 2 diabetes. J Nippon Med Sch 2013; 80: 200-210.
    詳細はこちら
  15. Watanabe K, Oba K, et al: Relationship between postprandial glucose level and carotid artery stiffness in patients without diabetes and cardiovascular disease. BMC Cardiovascular Disorders 2013; 13: 11.
    詳細はこちら
  16. Suzuki T, Oba K, et al : Effects of bile acid-binding resin (Colestimide) on blood glucose and visceral fat in Japanese patients with type 2 diabetes mellitus and hypercholesterolemia. An open-label, randomized, case control, crossover study.
    J Diabetes Complications 2012; 26: 34-39.
    詳細はこちら
  17. Araki A, Oba K, et al: Long-term multiple risk factor interventions in Japanese elderly diabetic patients: The Japanese Elderly Diabetes Intervention Trial - study design, baseline characteristics and effects of intervention. Geriatr Gerontol Int 2012; 12 (Suppl.1): 7-17.
    詳細はこちら
  18. Araki A, Oba K, et al: Non-high density lipoprotein cholesterol. An important predictor of stroke and diabetes-related mortality in Japanese elderly diabetic patients. Geriatr Gerontol Int 2012; 12(Suppl.1): 18-28.
    詳細はこちら
  19. Ouchi M, Oba K, et al: Effects of sex and age on serum 1,5-anhydroglucitol in nondiabetic subject. Exp Clin Endocrinol Diabetes 2012; 120: 288-295.
    詳細はこちら
  20. Ouchi M,Oba K, et al: Urinary N-acetyl-β-D-glucosaminidase levels are positively correlated with 2-hr plasma glucose levels during oral glucose tolerance testing in prediabetes. J Clin Lab Anal 2012; 26: 473-480.
    詳細はこちら
  21. Suzuki K, Oba K, et al: Sitagliptin improves vascular endothelial function in Japanese type 2 diabetes patients without cardiovascular disease. J Diabetes Mellitus 2012; 2: 338-345.
    詳細はこちら
  22. Suzuki K, Oba K, et al: The effects of postprandial glucose and insulin levels on postprandial endothelial function in subjects with normal glucose tolerance. Cardiovascular Diabetology 2012; 11: 98. Doi: 10.1186/1475-2840-98.
    詳細はこちら
  23. Sekimizu K, Oba K, et al: Correlation between asymptomatic leukocyturia and urinary N-acetyl-β-D-glucosaminidase in women. Renal Failure 2012; 34: 1079-1083.
    詳細はこちら
  24. Watanabe K, Oba K, et al: Oral glucose loading attenuates endothelial function in normal individual. Eur J Clin Invest 2011; 41: 465-473.
    詳細はこちら
  25. Hashimoto M, Oba K, et al: Bile duct hamartomas (von Meyenburg Complexes) associated with a bacterial infection: Case report of elderly diabetic patient. Geriatr Gerontol Int 2011; 11: 534-536.
    詳細はこちら
  26. Watanabe K, Oba K, et al: Glucose levels during oral glucose tolerance tests (OGTT)and gamma-glutamyl transpepetidase (GGT) are predictors of change from normal to impaired glucose tolerance in healthy middle-aged Japanese men. Acta Diabetologica 2010; 47: 225-230.
    詳細はこちら
  27. Igari Y, Oba K, et al: Asymptomatic leukocyturia and the autonomic nervous system in women. Geriatr Gerontol Int 2009; 9: 190-196.
    詳細はこちら
  28. Suzuki K, Oba K, et al: Creutzfeldt-Jakob disease with V180I mutation and senile plaque. Geriatr Gerontol Int 2009; 9: 210-212.
    詳細はこちら
  29. Kigawa Y, Oba K, et al : Daily blood glucose profiles of glibenclmide and gliclazide taken once or twice daily in elderly type 2 diabetic patients. Geriatr Gerontol Int 2008; 8: 160-165.
    詳細はこちら
  30. Watanabe K, Oba K, et al: Relationship between diabetic retinopathy and vascular endothelial function in elderly type 2 diabetic Japanese patients without cardiovascular disease. Geriatr Gerontol Int 2007; 7: 348-351.
    詳細はこちら
  31. Watanabe K,Oba K, et al: Usefulness of carotid parameters measured by ultrasonography as a marker of atherothrombotic infarction and lacunar infarction in high-risk elderly people.Geriatr Gerontol Int 2006; 6:87-93.
    詳細はこちら
  32. Suzuki T,Oba K,et al:Blood glucose-lowering activity of colestimide in patients with type 2 diabetes and hypercholesterolemia; A case-control comparing colestimide with acarbose.J Nippon Med Sch 2006; 73: 277-284.
    詳細はこちら
  33. Oba K,et al: Lower occurrence of low blood glucose level in elderly type 2 diabetic patients treated with gliclazide versus glibenclamide.Geriatr Gerontol Int 2007; 7: 91-93.
    詳細はこちら
  34. Magata Y,Oba K,et al:Aging per se does not influence postprandial glucose levels in type 2 diabetes.Geriatr Gerontol Int 2005;5:146-151.
    詳細はこちら
  35. Suzuki T,Oba K,et al: A Chinese herbal medicine, Choto-San, improves cognitive function and activities of daily living of patients with dementia : a doubled-blind, randomized, placebo-controlled study.J Am Geriatr Soc 2005; 53: 2238-2240
    詳細はこちら
  36. Oba K,et al:Repeated episodes of paralytic ileus in an elderly diabetic patients treated with voglibose.J Am Geriatr Soc 2006;54:182-183.
    詳細はこちら
  37. Araki A, Oba K, et al: Low well-being, cognitive impairment and visual impairment associated with functional disabilities in elderly Japanese patients with diabetes mellitus. Geriatr Gerontol Int 2004; 4: 15-24.
    詳細はこちら
  38. Okazaki K,Oba K,et al: Urinary N-acetyl-β-D-glucosaminidase activity predicts development of diabetic nephropathy.Geriatr Gerontol Int 2005;5: 22-28.
    詳細はこちら
  39. Suzuki T,Oba K,et al: Four-year prospective study of the influence of elevated serum lipoprotein(a) concentration on ischaemic heart disease and cerebral infarction in elderly patients with type-2 diabetes.Geriatr Gerontol Int 2003;3:106-112.
    詳細はこちら
  40. Suzuki T, Oba K, et al: What characteristics at baseline are associated with the glucose-lowering effect of colestimide in patients with type 2 diabetes and hypercholesterolemia according to response to treatment? J Nippon Med Sch. 2013; 80: 211-217.
    詳細はこちら
  41. Watanabe K, Oba K, et al: The importance of assessment of endothelial function according to the time course of flow-mediated dilation of the brachial artery. J Nippon Med Sch. 2010; 77 :59-61.
    詳細はこちら
  42. Suzuki T, Oba K, et al: Lack of relationship between blood glucose-lowering activity of colestimide and serum cholecystokinin (CCK) concentrations in patients with type 2 diabetes. J Nippon Med Sch. 2008; 75: 111-115.
    詳細はこちら
  43. Suzuki T, Oba K, et al: Colestimide lowers plasma glucose levels and increases plasma glucagon-like PEPTIDE-1 (7-36) levels in patients with type 2 diabetes mellitus complicated by hypercholesterolemia. J Nippon Med Sch. 2007; 74: 338-343.
    詳細はこちら
  44. Suzuki T, Oba K, et al: Effects of colestimide on blood glucose-lowering activity and body weight in patients with type 2 diabetes and hypercholesterolemia. J Nippon Med Sch. 2007; 74: 81-84.
    詳細はこちら
  45. Suzuki T, Oba K, et al: Relation of apolipoprotein (a) phenotypes to diabetic retinopathy in elderly type 2 diabetes. J Nippon Med Sch. 2002; 69: 31-38.
    詳細はこちら
  46. Nakano H,Oba K,et al:Asymptomatic pyuria in diabetic women. J Nippon Med Sch. 2001; 68: 405-410.
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  47. Oba K,Hirai M et al:Effect of age on urinary excretion of N-acetyl-β-D-glucosaminidase. J Nippon Med Sch. 1999; 66: 33-36.
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    (他・多数)

非常勤医師 大庭 和人

非常勤医師 大庭 和人

略歴

2006年4月
北里大学病院 研修医
2008年4月
北里大学北里研究所メディカルセンター病院 糖尿病内科 医員
2009年4月
北里大学病院 内分泌代謝内科 医員
2010年10月
海老名総合病院 糖尿病内科 医員
2011年4月
北里大学病院 内分泌代謝内科 医員
2016年4月
北里大学病院 内分泌代謝内科 助教
2017年4月
東京都健康長寿医療センター 糖尿病・代謝・内分泌内科 医員
2023年4月
東京都健康長寿医療センター 糖尿病・代謝・内分泌内科 専門医長(現職)

資格

  • 日本内科学会 認定医・総合内科専門医
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝・糖尿病内科領域 専門研修指導医
  • 日本老年医学会 老年科専門医

最終学歴

  • 北里大学 大学院医学研究科

英語論文業績(クリックで詳細)

  1. Oba K, Ishikawa J, Tamura Y, et al: Serum Growth Differentiation Factor 15 Levels Predict the Incidence of Frailty Among Patients with Cardiometabolic Diseases. Gerontology. 29. 2024
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  2. Sato M, Tamura Y, Oba K, et al: The cross-sectional area of erector spinae muscle and the liver-to-spleen ratio are associated with frailty in older patients with diabetes: a cross-sectional study. BMC Geriatr. 23(1): 765, 2023.
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  3. Katsumata Y, Toyoshima K, Oba K, et al: Categorization using the Dementia Assessment Sheet for Community-Based Integrated Care System 8-items (DASC-8) based on cognitive function and activities of daily living predicts frailty, disability and mortality in older adults. Geriatr Gerontol Int. 23, 2023.
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  4. Tamura Y, Shimoji K, Oba K, et al: Association between white matter alterations on diffusion tensor imaging and incidence of frailty in older adults with cardiometabolic diseases. Front Aging Neurosci. 2022; 14: 912972.
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  5. Oba K, Tamura Y, Ishikawa J, et al: Dynapenic abdominal obesity is associated with mild cognitive impairment in patients with cardiometabolic disease: a cross-sectional study. BMC Geriatr. 22(1): 255, 2022.
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  6. Sasaki S, Oba K, Kodera Y, et al: ANGT_HUMAN[448-462], an Anorexigenic Peptide Identified Using Plasma Peptidomics. J Endocr Soc. 2022; 6: bvac082.
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  7. Tamura Y, Shimoji K, Oba K, et al: Subclinical atherosclerosis, vascular risk factors, and white matter alterations in diffusion tensor imaging findings of older adults with cardiometabolic diseases. Front Aging Neurosci 13: 712385, 2021.
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  8. Tamura Y, Shimoji K, Oba K, et al: Associations between sarcopenia and white matter alterations in older adults with diabetes mellitus: A diffusion tensor imaging study. J Diabetes Investig 12(4): 633-640, 2021.
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  9. Toyoshima K, Araki A, Oba K, et al: Use of Dementia Assessment Sheet for Community-based Integrated Care System 8-items (DASC-8) for the screening of frailty and components of comprehensive geriatric assessment. Geriatr Gerontol Int. 20: 1157-1163, 2020.
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  10. Oba K, Ishikawa J, Tamura Y, et al: Serum GDF15 level is associated with muscle strength and lower extremity function in older patients with cardiometabolic disease. Geriatr Gerontol Int. 20: 980-987, 2020.
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  11. Oba K, Chiba Y, Matsuda Y, et al: Primary Aldosteronism Associated with Multiple Adrenocortical Micronodules in a Patient with Renal Cell Carcinoma. Case Reports in Endocrinology 2020 Feb 24; 2020: 2808101.
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  12. Omura T, Tamura Y, Oba K, et al: Pancreatic cancer manifesting as Sister Mary Joseph's nodule during follow-up of a patient with type 2 diabetes mellitus: a case report. Geriatr Gerontol Int 19: 363-364, 2019.
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  13. Omura T, Tamura Y, Oba K, et al: Oldest-old type 1 diabetes patient receiving insulin pump treatment with positive myeloperoxidase-antineutrophil cytoplasmic antibody (MPO-ANCA) complication: A case report. Geriatr Gerontol Int. 19: 957-958, 2019.
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  14. Okizaki S, Ito Y, Oba K, et al: Vascular Endothelial Growth Factor Receptor Type 1 Signaling Prevents Delayed Wound Healing in Diabetes by Attenuating the Production of IL-1β by Recruited Macrophages. Am J Pathol. 186(6): 1481-1498, 2016.
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  15. Amano H, Ito Y, Oba K, et al: Thromboxane A2 induces blood flow recovery via platelet adhesion to ischaemic regions. Cardiovasc Res. 107(4): 509-521, 2015.
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  16. Okizaki S, Ito Y, Oba K, et al: Suppressed recruitment of alternatively activated macrophages reduces TGF-β1 and impairs wound healing in streptozotocin-induced diabetic mice. Biomed Pharmacother. 70: 317-325, 2015.
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  17. Oba K, Hosono K, Amano H, et al: Downregulation of the proangiogenic prostaglandin E receptor EP3 and reduced angiogenesis in a mouse model of diabetes mellitus. Biomed Pharmacother. 68(8): 1125-1133, 2014.
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  18. Amano H, Ito Y, Oba K, et al: Angiotensin II type 1A receptor signaling facilitates tumor metastasis formation through P-selectin-mediated interaction of tumor cells with platelets and endothelial cells. Am J Pathol. 182(2): 553-564, 2013.
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  19. Itoh A, Iwase H, Oba K, et al: Tonsillar IgA1 as a possible source of hypoglycosylated IgA1 in the serum of IgA nephropathy patients. Nephrol Dial Transplant. 2003; 18: 1108-1114.
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