一般内科

急性疾患

慢性疾患

風邪症候群

いわゆる「かぜ」は、感冒症状（発熱、咳、のどの痛みなど）を引き起こす疾患です。これらの症状は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザウイルス感染症でも認められるため、これらを区別するには抗原検査やPCR検査などが必要です。
そのため、発熱、咳、のどの痛みなどが出現し、当クリニックでの受診をご希望の場合は、こちらからご予約いただくかお電話でお問い合わせください。

急性扁桃炎

急性扁桃炎は、喉の奥にある口蓋扁桃にウイルスや細菌が感染して起こる病気で、38～40℃の高熱や強い喉の痛み、扁桃の腫れや白い膿が特徴です。風邪に似ていますが痛みが強く、飲み込みづらくなることもあります。
原因の中でも特に注意が必要なのが溶連菌で、咳やくしゃみによる飛沫感染や接触感染で広がります。重症化すると扁桃周囲膿瘍を起こすこともあります。
診断には、喉頭の観察や溶連菌迅速検査などを行い、治療は原因に応じて抗菌薬や解熱鎮痛薬による対症療法を行います。症状が強い場合は入院による点滴治療が必要になることもあります。

気管支炎

気管支炎は、気管や気管支などの気道に炎症が起こる病気で、主な症状は咳や痰です。風邪よりも気道の奥に炎症が生じる点が特徴で、経過によって急性気管支炎と慢性気管支炎に分類されます。
急性気管支炎は、主にウイルスや細菌の感染によって発症し、発熱や喉の痛みを伴う咳が数日から数週間続きます。多くは自然に回復しますが、乳幼児や高齢者では重症化することもあります。
一方、慢性気管支炎は喫煙や大気汚染などが原因で、3か月以上続く咳や痰が2年以上にわたって繰り返される場合に診断されます。進行するとCOPD（慢性閉塞性肺疾患）を合併し、呼吸困難を生じることもあります。
予防には、手洗い・うがい・換気などの基本的な感染対策に加え、禁煙が非常に重要です。

肺炎

肺炎は、細菌やウイルスなどの病原体が肺に感染し、炎症を起こす病気です。なかでも細菌性肺炎が最も一般的で、主な原因菌は肺炎球菌やインフルエンザ菌です。
発熱・咳・黄色や緑色の痰・息苦しさなどの症状が現れ、初期は風邪に似ていますが、特に高齢者や持病のある方では、症状が軽くても進行が早く、重症化して命に関わることもあります。
診断には、胸部X線などの画像検査、血液検査、喀痰検査などを行います。治療は抗生物質を中心に、解熱鎮痛薬などの対症療法を組み合わせるのが一般的です。軽症の場合は外来で内服治療が可能ですが、重症例では入院治療となります。
予防には、手洗いやうがいなどの基本的な感染対策が重要です。また、高齢者では肺炎球菌ワクチンの接種によって発症や重症化を防ぐことができます。

急性胃腸炎

急性胃腸炎とは、さまざまな原因により胃腸の粘膜に炎症が生じる疾患です。原因として多いのはウイルスや細菌による感染で、この場合は「感染性胃腸炎」と呼ばれます。
主な症状は、発熱、嘔吐、腹痛、下痢などで、ウイルス性では冬季に流行するノロウイルスやロタウイルスが有名です。細菌性の場合は、カンピロバクターやサルモネラ菌などが原因となることが多く、より高熱や激しい腹痛を伴うことがあります。
治療は、整腸薬や吐き気止めなどによる対症療法が中心です。症状が強い場合には点滴による水分・電解質補正が必要になることもあります。
注意が必要なのは、感染性胃腸炎に対しては、原則として下痢止め薬を使用しないことです。
下痢を無理に止めると、感染源であるウイルスや細菌が体外に排出されにくくなり、毒素が体内に吸収され、症状が悪化する恐れがあるためです。
また、脱水症状にも注意が必要です。特に乳幼児や高齢者では脱水が急速に進行することがあるため、早めの受診をおすすめします。

ノロウイルス感染症

ノロウイルスは、わずか10～100個のウイルスで感染するほど強い感染力を持ち、冬季を中心に流行する感染性胃腸炎の代表的な原因です。
感染から発症までの期間は24～48時間と短く、突然の激しい嘔吐や下痢、腹痛を特徴とします。吐き気、嘔吐、水のような下痢、腹痛、軽い発熱などが主な症状で、多くは1～2日で回復しますが、乳幼児や高齢者では重い脱水や電解質異常を起こすことがあるため、症状が続く場合は早めの受診が必要です。
治療は通常の急性胃腸炎と同様、整腸薬や吐き気止めなどによる対症療法が中心となります。感染は汚染された食品（特に二枚貝）や感染者の嘔吐物・便を介した接触、飛散したウイルスの吸入などで広がります。アルコール消毒は効果が乏しいため、石鹸による手洗いと食品の十分な加熱が重要です。嘔吐物や便の処理には次亜塩素酸ナトリウムが有効です。

膀胱炎

膀胱炎は、陰部に存在する細菌が尿道を通じて膀胱内に侵入し、膀胱の粘膜に炎症が生じることで発症します。原因菌の多くは大腸菌で、発症すると排尿時の痛み、頻尿、血尿、残尿感などの症状がみられることがあります。女性は男性に比べて尿道が短く、また尿道口と肛門の距離が近いため、細菌が膀胱内に侵入しやすく、膀胱炎を発症しやすいとされています。さらに、女性は腎盂腎炎などの重篤な尿路感染症に進展するリスクも高い傾向があります。水分摂取量が少ない場合や、排尿を我慢する習慣も膀胱炎のリスクを高めることが知られています。
膀胱炎は、症状が軽いうちに早期に治療を開始することが非常に重要です。治療は、抗菌薬（抗生剤）の内服に加え、水分を多めに摂取して排尿を促すことが基本となります。

腎盂腎炎

腎盂腎炎は、膀胱炎が悪化して細菌が尿管を通じて腎臓にまで到達し、炎症を起こす病気です。発症すると、38℃以上の高熱や悪寒、頻尿、背中や腰の強い痛みが現れ、腎臓の位置を軽く叩くだけでも強い痛みが出ることがあります。
腎臓は血流が豊富な臓器のため、細菌が血液中に入り込み、菌血症や敗血症に進行することもあります。中等症以上では入院による点滴治療が必要になることが多いです。
診断は尿検査・血液検査・画像検査などで行い、原因菌を特定して最も効果的な抗菌薬を選択します。再発を防ぐためには、十分な水分摂取や排尿の我慢を避けること、陰部を清潔に保つことが大切です。

全身倦怠感

私たちの体には、体内の環境を常に一定に保とうとする「ホメオスタシス（恒常性）」という働きがあります。このバランスが乱れそうになると、体は「だるい」「力が入らない」「何もする気になれない」といった倦怠感の症状を通じて、休息の必要性を知らせようとします。
倦怠感の原因としては、過労や睡眠不足、不規則な生活、精神的なストレス、栄養の偏りなど、日常生活に関わるものが多く見られます。しかし一方で、何らかの病気が背景に潜んでいるケースも少なくありません。たとえば、貧血や心臓・肺・肝臓・腎臓といった臓器の疾患、感染症、悪性腫瘍（がん）などが原因となることがあります。また、うつ病や適応障害などの心の病が影響していることもあります。
当クリニックの専門である糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病が悪化している場合や、甲状腺機能低下症をはじめとする内分泌疾患、さらには睡眠時無呼吸症候群のような睡眠障害も、全身の倦怠感の原因として見逃せません。
「疲れているだけ」と見過ごされやすい倦怠感ですが、長引く場合や日常生活に支障が出ている場合は、一度医療機関で詳しく調べてみることをおすすめします。当クリニックでは、全身倦怠感の背景にある疾患の有無を丁寧に確認し、適切な治療につなげてまいります。なお、全身倦怠感の原因になりうる内分泌疾患の詳しい説明はこちらをご覧ください。

熱中症

熱中症とは、体が過度な熱にさらされることで体温調節がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態を指します。特に高温多湿の環境下での活動中に起こりやすく、汗がうまく蒸発できないことで体温が下がらず、体温が異常に上昇します。重症化すると生命に関わる危険もあり、速やかな対応が必要です。
熱中症は重症度によってⅠ～Ⅲ度に分類されます。Ⅰ度ではめまい、立ちくらみ、大量の発汗、筋肉のけいれん（こむら返り）などがみられ、Ⅲ度では高体温、意識障害、けいれん発作などが現れ、入院が必要になります。
予防には、こまめな水分補給、適度な休憩、衣服の工夫（通気性のよい服装）、直射日光を避けることが重要です。また、クーラーの効いた涼しい場所での休息や、スポーツドリンクなどでの電解質補給も有効です。特に高齢者、子ども、基礎疾患のある方は熱中症になりやすいため、より注意が必要です。
めまいや立ちくらみ、大量の発汗、筋肉のつりなどの初期症状を感じた場合は、速やかに涼しい場所へ移動し、水分補給を行い、必要に応じて早めに医療機関を受診してください。

生活習慣病

生活習慣病とは、運動不足や食べすぎ、偏った食事、喫煙、過度の飲酒、睡眠不足、ストレスなど、日常の不規則な生活習慣が深く関わって発症する慢性的な病気の総称です。
これらの病気は、自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、放置すると心臓病や脳卒中などの重い合併症を引き起こすおそれがあります。一方で、生活習慣を見直すことで予防や改善が可能であることが大きな特徴です。
生活習慣病には、次のような疾患があります。

慢性腎臓病

慢性腎臓病は、eGFR（推算糸球体濾過量）が60 mL/分/1.73㎡未満、または尿にたんぱくが出る状態が3か月以上続く場合に診断されます。主な原因は糖尿病、高血圧症、慢性糸球体腎炎で、肥満や喫煙、加齢なども発症リスクを高めます。進行すると、腎臓の老廃物をろ過する機能が低下し、むくみや貧血、全身の倦怠感などの症状が現れます。末期には透析や腎移植が必要になることもあるため、早期発見と適切な治療が重要です。

不眠症

睡眠障害とは、眠りに何らかの問題がある状態を指し、その中で最も多いのが不眠症です。寝つきが悪い（入眠困難）、途中で目が覚める（中途覚醒）、早く目が覚める（早朝覚醒）、熟睡できない（熟眠障害）などの症状により、日中の疲労感や集中力の低下、気分の不調が生じます。原因は、ストレスや生活習慣の乱れ、身体・精神疾患、睡眠環境の問題などが単独または複合的に関与します。治療の基本は生活習慣と睡眠環境の改善であり、起床・就寝時刻を一定にし、日中は適度に活動的に過ごしましょう。寝る前のスマートフォン操作やカフェイン、アルコール、喫煙を避け、寝室は快適な温度と照明を暗くすることが大切です。改善しない場合は、デエビゴやクービビックなどのオレキシン受容体拮抗薬、マイスリーやルネスタなどの超短時間型睡眠導入薬を用いることがあります。

貧血

「貧血」と聞くと、「急に血の気が引く感じ」や「ふらっとする状態」を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、これらは正確には「脳貧血」と呼ばれるもので、医学的にいう「貧血」とは異なります。貧血とは、血液中の酸素を運ぶ役割を果たすヘモグロビン（血色素）の量が低下する状態を指します。簡単に言えば、血液が薄くなった状態のことです。
貧血の基準値は年齢と性別によって異なります。成人男性と新生児の場合、ヘモグロビンが13 g/dL未満であれば、貧血とされます。成人女性と小児（6～14歳）の場合、この基準値は12 g/dL未満となり、高齢者、妊婦、および乳幼児（6ヶ月～6歳）の場合、ヘモグロビンが11 g/dL未満であると貧血と診断されます。
また、貧血はMCV（赤血球の大きさ）で以下の3つに分類されます。

1. 小球性貧血：主に鉄欠乏性貧血と慢性疾患による貧血があります。これらの状態を区別するために、血清鉄、不飽和鉄結合能（UIBC）、フェリチンなどを検査して診断いたします。
2. 正球性貧血：急性出血、腎性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血、悪性腫瘍（白血病を含む）など、さまざまな疾患が関連しています。診断には出血の有無や赤血球産生の低下などを検査して診断します。
3. 大球性貧血：主にビタミンB12の欠乏や胃から分泌される内因子（ビタミンB12の吸収に必要な糖タンパク質）の不足によって引き起こされます。そのため、大球性貧血の疑いがある場合、胃カメラ検査を受けることが推奨されます。また、葉酸や銅の欠乏も大球性貧血を引き起こす可能性があります。

貧血は、その原因によって治療法が異なります。当クリニックでは、患者さんの具体的な病態に合わせて適切な検査と治療を行ってまいります。

頭痛

日本人の4人に1人は頭痛に悩まされており、一見軽く見られがちですが、慢性的に続くと仕事や日常生活に支障をきたし、生活の質（QOL）を下げることがあります。また、まれにくも膜下出血や脳腫瘍など、命に関わる疾患が隠れていることもあります。
頭痛は大きく、原因となる病気がない一次性頭痛（機能的頭痛）と、何らかの疾患によって起こる二次性頭痛（症候性頭痛）に分類されます。一次性頭痛だけでも300種類以上あるとされ、その代表が「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」です。ここでは、それぞれの特徴と治療法について解説します。

便秘症

便秘症は「本来体外に排出すべき便を十分に、かつ快適に排出できない状態」と定義され、特に女性や高齢者に多くみられます。生活の質を低下させるだけでなく、腸内環境の悪化や痔、大腸憩室炎、大腸がんなどのリスクを高めることも知られています。原因は、食生活や運動不足などの生活習慣、ストレス、薬の副作用などさまざまで、タイプによって対処法が異なります。
治療の基本は生活習慣の改善です。食物繊維や発酵食品を積極的に摂り、水分をしっかり補給し、適度な運動や規則的な排便習慣を心がけることが大切です。それでも改善しない場合には、浸透圧性下剤（酸化マグネシウム、モビコールなど）や、アミティーザ、リンゼスといった薬を使用します。
一方、刺激性下剤（センナ、ピコスルファートなど）は即効性がありますが、長期使用により腸の働きが弱まることがあるため、頓用や短期間の使用にとどめるのが望ましいとされています。また、体質や症状に応じて、漢方薬（大建中湯、防風通聖散など）が有効な場合もあります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患は、タバコの煙などの有害物質を長期間吸い込むことで気道や肺胞が傷つき、呼吸がしにくくなる病気です。主な症状は咳・痰・息切れで、初期は階段や坂道で息切れを感じる程度ですが、進行すると安静時にも息苦しさが出て、日常生活に支障をきたすようになります。
最大の原因は喫煙で、患者さんの約90％に喫煙歴があり、喫煙者の15～20％がCOPDを発症するといわれています。一度発症すると完全に治すことは難しいため、早期の禁煙が最も重要です。当クリニックでは禁煙外来を設け、禁煙のサポートを通じて慢性閉塞性肺疾患の予防や進行抑制を目指しています。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
呼吸機能の改善を目的として、気管支を広げる吸入薬（抗コリン薬やβ₂刺激薬など）が一般的に用いられます。また、症状の増悪を繰り返す場合には、吸入ステロイド薬の併用が検討されます。

循環器内科

当クリニックでは、急性心筋梗塞などの急性期疾患を除く慢性期の循環器疾患に対する治療を行っております。特に、虚血性心疾患の二次予防に力を入れており、当クリニックが専門としている糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病の管理を徹底しております。ホルター心電図も実施可能であり、通常の心電図検査では発見しづらい発作性の不整脈や狭心症などの診断および治療も行っております。

腎臓内科

糖尿病合併症の一つである糖尿病腎症と糖尿病関連腎臓病(DKD)については、進行を抑制するための血糖コントロールおよび腎保護作用のある薬剤を用いた治療を行っています。また、ギッテルマン症候群などの尿細管疾患による電解質異常についても、専門的な治療を行っております。さらに、ネフローゼ症候群やIgA腎症などの腎臓疾患が疑われる場合は、当院でスクリーニング検査を実施し、医療連携を結んでいる高度医療機関などにご紹介いたします。

脳神経内科

当クリニックでは、脳血管疾患の一次予防および二次予防に力を入れており、専門とする糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病の管理を徹底しております。特に脳梗塞の一因となる頸動脈硬化症については、脳梗塞を未然に防ぐために定期的に頸動脈エコー検査を実施しています。また、頸動脈硬化症による狭窄が高度な場合は、頸動脈ステント留置術などの治療が可能な医療連携を結んでいる高度医療機関などにご紹介いたします。さらに、頭痛やめまいなどについても原因を精査し、治療を行ってまいります。

膠原病・リウマチ内科

関節リウマチなどの膠原病では、発熱、全身倦怠感、関節痛、皮疹、息切れなどの症状がみられることがあります。これらの症状の原因が分からず症状がなかなか改善しない場合は、内分泌疾患や膠原病などが疑われますので、まずは当クリニックで検査を行います。その結果、膠原病が疑われる場合は、医療連携を結んでいる高度医療機関などに紹介し、さらに詳しい検査と治療を受けていただきます。

消化器・肝臓内科

当クリニックでは、逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、便秘症などの消化器疾患の治療を行っております。また、代謝異常関連脂肪肝（MAFLD）などの肝臓疾患に対しても、合併する生活習慣病の管理を通じて改善に努めています。さらに、内視鏡検査や腹部超音波検査が必要な場合は、近隣の医療連携を結んでいる高度医療機関で検査を実施し、当クリニックで検査結果の説明および治療を行っております。

呼吸器内科

当クリニックでは、風邪、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザなどの急性呼吸器感染症に対応する発熱外来を設けております。また、気管支喘息などの慢性呼吸器疾患についても、長期的な視点での治療と管理を行っております。特に、長引く咳（慢性咳嗽）に対しては、その原因を的確に診断し、症状に応じた適切な治療を提供しております。さらに、肺がんなどの重篤な疾患が疑われる場合には、医療連携を結んでいる高度医療機関などに紹介し、さらに詳しい検査と治療を受けていただきます。

血液内科

当クリニックでは、貧血や多血症をはじめとする血液疾患に対して、原因の精査および適切な治療を行っております。特に、鉄欠乏性貧血や巨赤芽球性貧血、二次性貧血など、それぞれの背景にある疾患を見極めた上での診断・治療を心がけております。また、白血病や悪性リンパ腫などの重篤な疾患が疑われる場合には、当院でスクリーニング検査を実施し、必要に応じて医療連携を結んでいる高度医療機関などにご紹介いたします。